ファイナンス理論全史で相場観が変わった!楽天で買って正解だった3つの理由

目次

導入

「なぜ、あの株価は動いたんだろう?」「この投資手法は本当に正しいのか?」投資を始めてから数年、私は常にそんな疑問を抱え、漠然とした不安を拭いきれないでいました。日々のニュースやSNSの断片的な情報に一喜一憂し、短期的な値動きに振り回される自分に嫌気が差していたんです。そんな時、根本的な知識の欠如が原因だと感じ、体系的にファイナンスを学びたいと強く思うようになりました。

色々な書籍を探す中で、楽天ブックスで偶然見つけたのが、田渕直也先生の「ファイナンス理論全史」でした。タイトルからして「これは本物だ」と感じ、迷わず購入。2021年2月15日のことでした。読み終えてみての結論から言うと、この本は私の投資に対する考え方、いや、相場観そのものを大きく変えてくれました。

この商品について

今回ご紹介するのは、楽天ブックスで購入した田渕直也先生の「ファイナンス理論全史 儲けの法則と相場の本質」です。価格は1980円。この本は、その名の通りファイナンス理論の歴史を、古典から現代まで網羅的に解説しています。単なる理論の羅列ではなく、それぞれの理論がどのように生まれ、相場や経済にどのような影響を与えてきたのか、そしてそれが「儲けの法則」や「相場の本質」にどう繋がるのかを、非常に深く掘り下げて教えてくれる一冊です。楽天ブックスで購入したため、自宅に届くのも早く、すぐに読み始めることができました。

ファイナンス理論全史 儲けの法則と相場の本質 [ 田渕 直也 ]

実際に使ってみた感想

商品が届き、まず手に取った時の第一印象は「分厚い!」ということでした。専門書ならではの重厚感があり、読み切れるか少し不安になったのを覚えています。しかし、ページをめくり始めると、その不安はすぐに期待へと変わりました。

文章は非常に丁寧で論理的。難解に思えるファイナンス理論も、歴史的な背景や具体的な事例を交えながら順を追って解説されているため、驚くほどスムーズに頭に入ってきます。特に印象的だったのは、単に理論を説明するだけでなく、その理論が持つ「限界」や「批判」にも触れている点です。これにより、多角的な視点から物事を捉える力が養われました。

実際に読み進める中で、今まで点と点だった知識が線で繋がり、相場の動きに対する理解度が格段に上がったのを実感しました。短期的な価格変動に惑わされず、より本質的な視点で市場を見つめることができるようになったのは、この本を読んだ大きな収穫です。期待していた以上に、理論と実践が結びつく感覚を得られたことに感動しました。

良かったポイント3つ

ポイント1:ファイナンス理論の歴史が体系的に学べる

この本は、効率的市場仮説から行動ファイナンス、さらには現代のAI・ビッグデータを用いた投資戦略まで、ファイナンス理論の進化の過程を体系的に学ぶことができます。それぞれの理論が生まれた時代背景や、なぜ次の理論が必要とされたのかが明確に示されており、単なる知識の詰め込みではなく、深い理解へと導いてくれます。私のように断片的な知識しかなかった人間には、まさに目から鱗の体験でした。

ポイント2:相場の「なぜ?」が解明される

「なぜ株価は動くのか?」「なぜバブルは発生し、崩壊するのか?」といった、投資家なら誰もが抱く疑問に対して、理論的な裏付けをもって答えてくれます。効率的市場仮説や行動ファイナンスといった主要な理論を深く掘り下げることで、相場の不確実性や人間の心理が市場に与える影響など、多角的な視点から相場の本質を捉えることができるようになりました。これにより、漠然とした不安が解消され、自信を持って投資判断を下せるようになったのは大きな変化です。

ポイント3:投資への向き合い方が変わる

この本を読んで一番大きく変わったのは、投資に対する向き合い方です。表面的な情報や短期的な値動きに一喜一憂するのではなく、長期的な視点と確固たる理論的基盤を持って市場と向き合う重要性を痛感しました。儲けの法則や相場の本質を理解することで、自分の投資戦略に自信が持てるようになり、精神的な安定も得られました。まさに「投資哲学」を形成する上で不可欠な一冊だと感じています。

注意点や改善してほしい点

ある程度の予備知識はあった方が理解が深まる

本書は非常に丁寧に解説されていますが、ファイナンス理論に全く触れたことのない完全な初心者の方には、専門用語の多さに最初は戸惑うかもしれません。経済学や投資の基礎的な用語に軽く触れてから読み始めると、よりスムーズに内容を吸収できると思います。

読み応えがあるので時間確保が必要

内容が非常に濃く、一読しただけではすべてを理解し尽くすのは難しいかもしれません。じっくりと時間をかけて読み込み、必要に応じて何度も読み返すことで、真価を発揮する書籍です。そのため、まとまった読書時間を確保することをおすすめします。通勤電車でサッと読む、というよりは、自宅で腰を据えて熟読するタイプの本です。

どんな人におすすめか

  • 投資経験があり、さらに深い知識と理論的裏付けを求める人におすすめ。
  • 相場の本質を理解し、長期的な視点で投資に取り組みたい人にぴったり。
  • 日々の値動きに惑わされず、自分なりの投資哲学を確立したい人に最適。
  • ファイナンス理論を体系的に学びたいビジネスパーソンや学生にも読んでほしい。

まとめ

「ファイナンス理論全史」は、私がこれまで読んできた投資関連書籍の中でも、特に深く、そして長く記憶に残り続けるであろう一冊です。単なる知識の羅列ではなく、ファイナンス理論の歴史を通じて相場の本質を解き明かし、投資家としての視野を大きく広げてくれる、まさに「教科書」と呼ぶにふさわしい内容でした。この本を読んで以来、私の投資に対する考え方は劇的に変わり、自信を持って市場と向き合えるようになりました。投資家として成長したいと願う全ての人に、心からおすすめしたい名著です。楽天で購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください!

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