「知らない人についていっちゃだめ」だけで、子どもに伝わっていますか?
一人で歩く機会が増える時期になると、親は何度も「気をつけて」と声をかけます。ところが子どもからすれば、何にどう気をつければいいのかが分かりません。あぶない人は見た目で分かるのか、あぶない場所とはどこなのか、追いかけられたら何をすればいいのか。抽象的な注意ではなく、具体的な場面と行動をセットで伝える必要があります。
わが家が選んだのは『あぶないときは いやです、だめです、いきません 子どもの身をまもるための本』(清永奈穂 著/石塚ワカメ イラスト)です。クイズと合い言葉で安全教育を学ぶ、就学前から小学1年生向けの絵本。価格は1,430円で、Amazonのレビューは82件・平均4.6です。
結論:タイトルがそのまま合い言葉。クイズ形式で、子ども自身が判断できるようにする一冊です
Amazonレビュー 82件・平均★4.6(執筆時点)|最新価格をチェックする
『あぶないときは いやです、だめです、いきません』の基本情報
| 書名 | あぶないときは いやです、だめです、いきません 子どもの身をまもるための本 |
|---|---|
| 著者・イラスト | 清永奈穂(著)/石塚ワカメ(イラスト) |
| 出版社・発売日 | 岩崎書店/2022年2月16日 |
| 判型・ページ数 | 単行本 32ページ/26.7×21.8×1cm |
| 対象 | 就学前〜小学1年生(一人で歩く機会が増える時期) |
| 価格 | 1,430円(Kindle版1,401円/執筆時点) |
| レビュー | 82件・平均4.6(執筆時点) |
| 購入ページ | Amazonで見る |
本の売れ筋ランキングでは社会病理32位、絵本239位に入っています。絵本の形をとりながら、扱っている主題は子どもの安全教育です。
この絵本を選んだ理由|クイズ形式と巻末の親向け解説
購入の決め手になったのは、次の3点です。
1つ目は、問いかけの形で進むことです。「あぶない人はどこにいる?」「あぶない場所はどこ?」「追いかけられたら、どうすればいい?」と問いを立て、答えを一緒に考える構成になっています。読み聞かせて終わりではなく、子どもが自分で考える時間が挟まります。
2つ目は、タイトルが合い言葉になっていることです。「いやです、だめです、いきません」は、追いかけられたときにどう答えるかの答えそのものです。本の題名を覚えるだけで、いざというときの言葉が出てくる設計になっています。
3つ目は、巻末に親向けの解説があることです。逃げたり、さけんだりする練習方法が紹介されており、読んだあとに家で実際にやってみるところまでつながります。知識で終わらせない作りです。
『あぶないときは』の良かったポイント
- 具体例が多い:危ない人の声がけや近づき方の例が挙げられ、大人が説明しやすいという声があります。
- クイズ感覚で繰り返せる:「どこが危なそう?」と考える形なので、何度も読み返す子が多いようです。
- 見た目では分からないと教える:危険な人は外見で判断できないという点まで扱われています。
- 練習まで載っている:巻末の解説で、逃げる・さけぶの練習方法が紹介されています。
レビューは82件で星5が73%。「6歳と7歳の二人とも夢中になって読んだ」「嫌なときは『いやです』と言うのが癖になった」といった投稿が並びます。同じ著者・イラストレーターによる交通安全編や家庭内の安全編もあり、シリーズで揃える選び方もできます。
注意点・ここは気をつけて
扱っているのは犯罪被害から身を守るという重い主題です。読ませる年齢や、読んだあとの子どもの反応には配慮が要ります。怖がらせることが目的の本ではないので、一人で読ませるより、最初は大人が横で一緒に読むほうが安心です。また32ページの絵本なので、網羅的な防犯マニュアルではありません。合い言葉と基本的な判断の軸を渡すための本と考え、通学路の確認などは実地で補うのが効果的です。
こんな人におすすめ
- 小学校入学を控え、一人で歩く準備をさせたい家庭
- 「気をつけて」以上の具体的な伝え方を探している保護者
- 読んだあとに親子で練習までしたい人
まとめ:合い言葉とクイズで学ぶ、子どもの安全教育絵本
『あぶないときは いやです、だめです、いきません』は、危険な人・場所・場面を問いかけ形式で学び、合い言葉で対応を覚える絵本です。1,430円という価格で、巻末の解説まで含めて実践につながります。入学前の準備として手元に置く価値のある一冊です。
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