「やる気が上がる8つのスイッチ」読書レビュー|楽天で買ってモチベーションが変わった3つの理由

導入

「なんだか最近、やる気が出ないな」「目標はあるのに、なかなか行動に移せない…」そんな風に感じていませんか?私自身も、新しいプロジェクトを任されたものの、どうもエンジンがかからない日々が続いていました。漠然とした焦燥感に駆られながら、何かヒントはないかと楽天ブックスをさまよっていた時に出会ったのが、この「やる気が上がる8つのスイッチ」です。コロンビア大学という権威性、そして「8つのスイッチ」という具体的な表現に惹かれ、「これだ!」と直感的に購入を決めました。結果として、この本は私のモチベーションに対する考え方を根本から変え、行動力を劇的に向上させてくれた、まさに“人生の転機”となる一冊でした!

この商品について

今回ご紹介するのは、「やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学 (コロンビア大学モチベーション心理学シリーズ)」という書籍です。価格は1540円で、私は2020年1月15日に楽天ブックスで購入しました。この本は、世界トップクラスの研究機関であるコロンビア大学のモチベーション心理学に基づき、人がやる気を出すための具体的な8つのメカニズム(スイッチ)を科学的に解説しています。単なる精神論ではなく、心理学的な根拠に基づいた、実践的なモチベーション管理術が学べる一冊として注目されています。

実際に使ってみた感想

楽天ブックスで注文し、数日後に届いた本を手に取った時の第一印象は、「意外と読みやすそう」でした。専門書というよりは、ビジネス書に近い体裁で、ページをめくると図やイラスト、具体例が豊富に盛り込まれていて、心理学の知識がない私でもスラスラと読み進めることができました。

読み進めるうちに、これまで漠然と感じていた「やる気が出ない」という状態が、実は特定の心理メカニズムが働いていないだけなのだと、科学的に理解できるようになりました。例えば、「達成への期待」や「自己効力感」といったスイッチが、どのように私たちの行動に影響を与えるのかが、具体的な実験結果や事例と共に解説されています。

特に驚いたのは、私がこれまで「根性論」で片付けていたような事柄が、実は明確な心理学的な理由に基づいているということでした。単に「頑張れ」と言うのではなく、どのスイッチをどう押せばやる気が湧いてくるのかが明確に示されているので、読んでいるそばから「なるほど、じゃあ次はこうしてみよう!」と、具体的な行動プランが頭の中に浮かんでくるのです。期待していた以上に実践的で、読書体験そのものがモチベーションを刺激される素晴らしいものでした。

良かったポイント3つ

ポイント1:科学的根拠に基づいた納得感

この本の最大の魅力は、コロンビア大学という一流の研究機関が提唱するモチベーション心理学に基づいている点です。巷にあふれる「頑張ればできる!」といった精神論ではなく、「なぜ人はやる気を失うのか」「どうすればやる気を引き出せるのか」を、心理学的な実験結果やデータを用いて論理的に解説してくれます。これにより、書かれている内容に深い納得感が得られ、「これは本当に効果があるだろう」という信頼を持って読み進めることができました。

ポイント2:実践しやすい具体的な「8つのスイッチ」

抽象的な概念で終わらず、やる気を引き出すための具体的な「8つのスイッチ」が明確に提示されている点が非常に優れています。それぞれのスイッチについて、それがどのような心理状態を指し、どのようにすればそのスイッチをオンにできるのかが、分かりやすい言葉で解説されています。例えば、「達成への期待」を高めるにはどうすればいいか、「自己効力感」を育むにはどんな行動が有効かなど、読んですぐに日常生活や仕事に取り入れられるヒントが満載で、まさに「行動を変えるための教科書」だと感じました。

ポイント3:自己理解と他者理解が深まる

この本を読むことで、自分自身のモチベーションの源泉や、なぜ特定のタスクに対してやる気が起きないのかといった内面が、驚くほどクリアになりました。同時に、職場の同僚や家族、友人など、身近な人々の行動原理やモチベーションのあり方も理解できるようになります。「あの人がなぜやる気がないように見えるのか」「どうすればもっと協力的に動いてくれるのか」といった疑問に対して、心理学的な視点からアプローチできるようになり、人間関係の改善にも役立つと実感しました。

注意点や改善してほしい点

注意点1:一度読んだだけでは身につかない

内容は非常に実践的で分かりやすいのですが、一度サラッと読んだだけで全てを記憶し、日々の行動に落とし込むのは難しいと感じました。特に「8つのスイッチ」を意識的に使いこなすには、定期的に読み返したり、自分なりのメモや実践記録をつけたりして、継続的に取り組む姿勢が求められます。

注意点2:実践にはある程度の自己分析が必要

「8つのスイッチ」を自分自身の状況に当てはめて活用するためには、自分の内面や行動パターンをある程度客観的に分析する姿勢が必要です。本に書かれていることをただ読むだけでなく、「自分にとってはこのスイッチが特に重要だな」「この状況ではどのスイッチを使おうか」といった能動的な思考がなければ、効果が半減してしまう可能性があります。

どんな人におすすめか

「やる気が出ない」「モチベーションが続かない」と悩んでいる人におすすめ

自己成長や目標達成に向けて、具体的な行動指針が欲しい人にぴったり

部下やチームメンバーのモチベーション管理に悩むビジネスパーソン

心理学に基づいた、本質的なモチベーションの仕組みを知りたい人

まとめ

「やる気が上がる8つのスイッチ」は、私の期待をはるかに超える良書でした。単なる精神論ではなく、科学的根拠に基づいたモチベーションの仕組みを理解することで、自分の行動や感情に対する見方が大きく変わり、実際に「やる気」をコントロールできるようになりました。仕事の効率が上がり、プライベートでも新しい挑戦を始める原動力になっています。もしあなたが、日々のモチベーションに課題を感じているなら、ぜひ一度手に取ってみてほしい一冊です。楽天で購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください!

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